「人類には早すぎる音楽」って言われたら、何を想像する?
今年の夏コミケで無名なのに一瞬で完売したCD
いきなり嘘つきました。
「一瞬」は言い過ぎですね。
でも、以下の条件で売れたCDだと言ったらどうでしょう?
・無名のボカロP(私)が手作りで作ったCD
・コミケ初参加
・CD単価は4,800円(普通500~1,000円くらい)
・コミケ開場から、4時間以内に完売した(20個)
偉そうな事を書いていますが、実はこの結果、私自身にとっても大誤算でした。
というのも、4,800円の値段設定をした時点で、ひとつも売れない覚悟をしていたからです。
なぜ完売までできたのか、については、別で分析を行っていますので、改めてお伝えするとして、今回は、私が行っている変態的音楽の制作について、少しだけ書いてみようと思います。
変拍子という大富源
「変拍子」なんて言葉、聞いたことありますか?
多分、殆どの人が初めて聞く言葉ではないかと思います。
というのも、学校の音楽授業でも、こんな用語は習わないからです。
でも、私が作る音楽や歌は、全て「変拍子」という圧倒的特長を持っています。
これは、ゆるぎない特長です。
じゃあ「変拍子」って何?
それには、とりあえず↓の動画を観て下さい。
「超難問」とか書いてますが、前半で変拍子の解説をしています。
お分かりいただけたでしょうか?
世の中の大半の音楽は「1小節に4分音符が4個入る」構成になっています。
どのくらいの割合かはわかりませんが、とにかく殆ど全てが4拍子です。
ところが、私の楽曲は、1小節に7個だったり、13個だったり、はたまた23個だったりが入ります。
JAZZの世界では17個くらいまではあったりしますが、23個の楽曲を1枚のCDにまとめる、という行為は、恐らく前人未踏、かのモーツァルトやベートーヴェン、ショパンやチャイコフスキーも侵犯しなかった神の領域に足を踏み入れている、と言ってもいいでしょう(言い過ぎか)
なぜ「人類には早すぎる」のか
人類には早すぎる音楽 (2018年夏コミケ頒布CD 8枚組全て変拍子 限定20個)odd meter
殆どの人の耳は「4拍子」に慣らされているからです。
誰も気づいていないでしょうが、あなたがたは音楽を「4拍子」という圧倒的に狭い範囲だけで聴いて、なんだか理解したような気になっている。
でも違う。
音楽は、5拍子、7拍子、11拍子、はたまた23拍子、場合によってはそれ以上、といった可能性を残しています。
人類は、音楽については「4拍子」というほんの一部しか、まだ知らないのです。
サザンオールスターズが11拍子で歌を作ったら。
AKBが17拍子の楽曲を振り付けて踊ったら。
ね? なんだか楽しくなって来たでしょう?
じつは、過去にクラウドファンディングで大失敗している!
大変お恥ずかしい事なのですが、実は、この「人類には早すぎる」というCD、過去にクラウドファンディングを実施しましたが、大失敗をした、という経緯をもってます。
はい、↓のURLですね。。。。
60万円を集めようとして、8万円しか集まりませんでした。
クラウドファンディングの難しさを痛感した経験となりました。
失敗した原因はいくつかあります。
今回のようなブログやtwitterで事前に共感者、仲間を集めなかった事もその一つです。
具体的な分析はおいおいお伝えするとして
今後のクラウドファンディングでは、これらの敗因を除外した上で、実施していくつもりです。
という訳で、twitterのフォローがまだの方は、
以下のリンクから是非フォロー下さいね。
ブログの更新通知も行っていますので、便利ですよ。
変態発明開発アカウント
変態音楽製作アカウント
ではまた、変態発明でお会いしましょう。
バイバイ!