変態的な物を企画して発明して作るブログ

落ちこぼれサラリーマンが、変態的アイデアの物を企画したり発明したり作ったりするブログです

変態的な乗り物を買いました! フェラーリキックボードレビューだよ(CK-125)

 

f:id:bopeep_16:20181014231725j:plain

変態的な発明品を買いましたので、レビューします。

まず、サムネです。
これ、何かわかりますか?

フェラーリのロゴや、イタリア国旗マークはすぐに目につきますよね?
あと、車輪がひとつ見えます。
上部にはギアが二つ。。。?

なんじゃこりゃ?

フェラーリ公式ライセンスの「ガンダム型キックボード」

はい。
キックボード(以下キックスケーターと呼びますね)です。これ。
Amazonで7,500円でした。

え? キックスケーターには見えないって?
見えませんよね。
じゃあ、↓の動画をご覧ください。


RAYSEN TOUR CK 125ー折りたたみ方法ーグローバルコネクション レイセン ツアー




ガンダムに出てくるMSの変形みたいでしょ?

日本では、もう10年以上前にJD Razorのキックスケーターが
子供たちの間で大流行しました。
ですので、日本では「キックスケーターは子供のおもちゃ」
という印象が先行しています。

でも、欧米に目を向けると、
セグウェイよろしく、キックスケーターは立派な大人の
移動手段として成立しています。


なんで日本では「こどもののりもの」に成り下がったか。

これは個人的な意見ですが、
恐らく、日本の乗り物に対する法律が未熟だからだと思われます。

例えば原付。
残念ながら、50ccの乗り物の強度がアップし、
物によっては100km/h以上出せる時代になっても、
原付の制限速度は30km/hのままです。
確かこれ、明治時代に出来た法律じゃなかったです?

例えばセグウェイ
欧米では普通に移動手段になっていますが、
日本では原付と同じ扱いになります。
つまり、そのまま輸入しても乗れなくって、
方向指示器やライト、反射板、ナンバーを取得した上に、
ヘルメット着用の義務が発生します。
これじゃあ、国内では広まらないですよね。。。

そしてキックスケーター。
これが微妙な立ち位置です。
自転車と同じ軽車両か、と言われれば、NOです。
現行の法律では「オモチャ」に分類され、
「往来の多い場所では乗ってはならない」とされています。
つまり「公道走行グレー」となります。

世の中には、このキックスケーターにモーターを付けて
電動走行できる商品も沢山ありますが、
残念ながら国内ではセグウェイと同じ扱い。
公道NGです。

気を取り直して、変形してみるよ!



f:id:bopeep_16:20181014232731j:plain

まずは、届いた箱です。
上に大きさ比較用に置いてあるのは、Nintendo DSライトです。
通常のキックスケーターは、とてもじゃないですけど
このコンパクトサイズでは送られてきません。

内容物は以下の通りです。
 ・本体
 ・専用の持ち運びリュック(多分18リットル)
 ・説明書
 ・六角レンチ2本

このキックスケーター、付属の普通のサイズのリュックで持ち運べます。
このリュックなかなか秀逸で、サイドポケットがあったり、
中にもポケットがあったり、スケーター本体を収納してもスペースに余裕が
あります。

f:id:bopeep_16:20181014233011j:plain

f:id:bopeep_16:20181014233021j:plain

f:id:bopeep_16:20181014233030j:plain

f:id:bopeep_16:20181014233038j:plain

f:id:bopeep_16:20181014233048j:plain

う~ん。
面白い。

結構手軽に変形できます。
フェラーリロゴもいい感じじゃないですか?
ちょっと日本で大人が載るのは恥ずかしいけれど。

そしてこのスケーター、ストラップがついています。
普通は肩掛け紐なので、これはなかなかウィットに富んでいますね。

f:id:bopeep_16:20181014233432j:plain


ちなみに、一般的なキックスケーターは
ブレーキが後輪にしかありません。
後輪フェンダーをかかとで踏むことで、直接的に
後輪に摩擦を起こし、ブレーキをかけます。
世の中には手許にもブレーキレバーがある製品もあったり、
後輪にディスクブレーキを備える物もあったりします。
(因みに、手許のブレーキレバーがある製品の大半は後輪制動です。
ブレーキレバーで前輪制動しているのは恐らくJD Razorの製品だけ)

この商品も、後輪ブレーキのみとなります。

レビューしていくよ!

以下、私が書いたAmazonレビューを転記します。
というのも、まだ誰もレビューしていないんですよね、コレ。

私のとっての初めてのキックボードです。
人柱としてレビューします。

<サイズ感>
・1枚目の写真の通り「本当にこの箱にキックボードが入っているのか?」と驚く程コンパクトな状態で届きます。(比較はDSライト)
・付属のリュック(恐らく18リットルくらい)に高さがぴったりになっています。リュック自体はボードを入れてもスペースに少し余裕があります

<重量>
・意外と重いです(4kg弱)
・「コンパクトだしストラップついてるから軽いだろう」と思ってはいけません

<変形>
・楽しいです。これに尽きます
・各パーツ「カチッ」と嵌っていき、小気味よいです
・変形の手順を間違えると途中から展開しづらくなります。手順はまもりましょう
・高さが6段階に変えられます。6歳の子供も楽しく乗っていますし、大人の私にも充分な高さになります

<走り>
・イマイチです。でもこの商品にこれを極度に期待するのはアンフェアというモノでしょう
・変形型の代償だと思いますが、ハンドルをキッチリロックしても、ハンドル自体がかなりガタガタします
・タイヤは前が5インチ、後ろが4インチだと思います
・サスはなくリジッドなので、ロードノイズはそのまま拾います
・5cmくらいの段差を降りようとしたら、底面が接触してつんのめりました。底面には当然傷がつきました
・ベアリングはABEC5との事です。確かに、静かでスムーズです
・ブレーキはフットのみですが、利きがいいとは思いません。どの製品もこんなものなんでしょうか?

ある程度は慣れでカバーできる物だと思います。

<リュック>
・恐らく18リットルです
・質は悪くないです。ナイロンだと思いますが、安っぽさはありつつも丈夫です
・両サイドにもファスナ付きのポケットがついており、私はワイヤロックとライトを入れています
・内側にも、ペンホルダーが2本分と、小さなポケットが2つついています
・本体を収納しても空間には余裕があります。

<その他>
この製品、これ以外にも複数のブランドで販売されています。
この商品は「MESUCA」というブランド名でしたが、
他にも「RAYSEN」「Hudora」といったブランドから「TOUR」
という製品名で販売されています。製造は中国です。
恐らくどこかの業者が構造特許を取得して、ライセンス商売をしているものではないかと思われます。

<全体>
所有欲はなかなかにして充足します。
日本ではまだ大人がキックボードを使う事が珍しいので、
フェラーリカラーと相俟って普段使いをするのはちょっと恥ずかしいかもしれません。

耐久性や実運用にどれだけ耐えられるかは分かりませんが、
リュックにしまって部屋に置いておける気軽さは悪くないです。
電車に持ち込んでも、まさか中にキックボードが入っているとは誰も思わないでしょう。

因みに私は、近所のスーパーへ買い物へ行く等の用途で今後使っていく予定です。


以上です。
中々面白い買い物でした。

ではまた、変態発明ブログでお会いしましょう。
バイバイ!



↓フォローしてね! 無言フォロー大歓迎です。

変態発明アカウント

twitter.com



変態音楽アカウント

twitter.com