変態的な物を企画して発明して作るブログ

落ちこぼれサラリーマンが、変態的アイデアの物を企画したり発明したり作ったりするブログです

「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(3月3)

3dプリンタ 600pix

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

残りあと2週間、目標達成額まで22,000円となりました。
3,000円のご支援なら、あと8名。。。

依然厳しい状況ではありますが、まだまだ打てる手を実行していきたいと思います。
※引き続き、FBやtwitterなどのSNSでの拡散ご協力もよろしくお願いします!


さて、今回は、まだ詳しくお話していなかった
3Dプリンタの造形方式」について、ちょっとだけご説明します。

■フィラメント積層式
 3Dプリンタ、といった場合、真っ先に思いつくのが、こちらの方式だと思います。
 ノズルにフィラメントと呼ばれる樹脂の長い線を繋いで、溶かしながら射出します。
 ノズルは、設計図に沿って正確にフィラメントを1層ずつ積み上げていきます。
 ノズル自体は1本しかありませんので、積層の精度を上げれば上げるほど、
 プリント時間は雪だるま式に長くなっていきます。

 安価なプリンタも多く、手軽ではありますが、
 精度とプリント時間の点でデメリットがあります。
  ※初期のウェアラブルリコーダー3Dプリント試作は、このZortrax M200で行いました。


■光造形式
 今回購入を検討しているのがこちらの方式です。
 この方式では、ノズルもフィラメントも存在していません。
 UVレジンと言われる液体を流し込み、その液体から形を造形していきます。

 具体的には、液体の下に配置されたLCDから紫外線を照射し、
 一層一層レジンを固めていきます。

 フィラメント式と違って、一度に面でプリントする事ができるので、
 非常に高速にプリントする事が可能です。

 また、LCDの精度が高いプリンタであれば、
 フィラメント式よりも格段に高精度でプリントできます。

 

 UVレジンは、おそらくマニキュア液と同じような素材だと思います。
 毒物ですので、手についたり目に入ったりするのは宜しくありません。
 また、匂いも非常にきつく、プリント後に無水エタノールで洗浄後、
 再度紫外線を当てて硬度を上げる必要があります。
 (最近では、エタノール洗浄が不要なレジンも登場している模様です)


※ちなみに、私が3Dプリンタに注目をし始めた15年ほど前は、
 個人で手に入る3Dプリンタは「掘削式」でした。
 小型のマシニングセンタが部材の塊を削って形を掘り起こす感じですね


いかがでしたでしょうか?
ちょっと3Dプリンタに興味が湧いてきませんか?

ウェアラブルリコーダーのプロジェクトについて
あともう一息です。
引き続き、よろしくお願い致します。



 

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「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(3月2日)

リコーダー

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

今回は、
「そもそも、なんでリコーダーは音が鳴るのか」
について、少しだけ触れたいと思います。

楽器の仕組みについて調べたいとき、役に立つのが、かのYAMAHAさんのサイトです。
楽器解体全書」のページでは、リコーダーをはじめとした、様々な楽器の仕組みについて説明をしており、とても勉強になります。

因みに、YAMAHAさんには以前「いっしょにウェアラブルリコーダーを開発しませんか」と連絡をしたところ「個人からの企画持ち込みは受け付けておりません」と断られた苦い記憶があります(後で知りましたが、ちゃんとWEBサイトに明記されていました)。

が、私自身はDTMで作曲をするときもYAMAHAのモニターヘッドホンを愛用するくらいのYAMAHA好きです。

解体全書から、リコーダーの仕組み動画を引用させて頂きます。

息の流れを見て頂くとわかりますが、吹き口から入り込んだ息が、窓(ラピューム)で小刻みに震える事で、カルマン渦という渦を発生します。この渦により、共鳴が起こり、音が発生する仕組みです。

また、解体全書によると、
・リコーダーの穴の位置や大きさは500年の歴史が試行錯誤した結果
・音程は穴(トーンホール)の大きさ、位置、管の内部の形状(メンズール) で決まる
・穴は同円周上ならどこに開けても同じ

など、リコーダー製作を進める上で、非常に重要なヒントが書かれています。

YAMAHAさんのWEBサイト、是非見て下さいね。
楽器解体全書:リコーダー



 

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「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(3月1日)

 
 
特許関連


こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

おかげさまで、現在プロジェクトの達成率が約80%までやってまいりました。
あと一息、あと一息で達成です。

「支援するか、どうしようかな」と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
是非、過去の活動報告などもご覧頂き、ご検討いただければと思います。

さて。
今回は、ウェアラブルリコーダーに関して私が先願権を持っている知的財産と、それにより今後どのような応用がありそうかについて考えてみようと思います。

「特許」がどのようなものか、については、お話を始めると非常に長くなりますので割愛させて頂きますが、今回のような「ちょっと風変わりな」「奇抜な」プロダクトを表に出すときには、
「資金が豊富で製作環境も商流も整っている大企業」などに真似をされたり、先に作られたりしないように、「この風変わりな製品のギミックについては僕が権利を持ってるよ」という事を主張しておく必要があります。

はい、ですので、このウェアラブルリコーダーについては、プロジェクトを開始する前に、必要な知財処理を完了しております。
具体的には、「太さのある腕輪を変形させ、展開する」仕組みや、それを応用したリコーダー自体の知的財産などになります(記事のトップ画像は、まさにその一部を示した画像です)。
↑の動画での変形が、まさにそれになりますね。

世の中に出回っているウェアラブル端末と言えば、その大半は「腕時計型」ではないでしょうか。「腕時計」であれば、バンド部分はシリコンや皮やステンレスなどで薄く作る事ができますので、太さを保ちその中に機能を仕込む必要はありません。
でも、私が出願している知的財産を使えば、「太さのある腕輪の中に機能を仕込み、それを展開する」事ができます(逆に言えば、本来腕輪にできないようなデバイスを腕輪にできます)。

では、このギミックを応用したら、今後どのようなプロダクトが製作可能でしょう。
一例を挙げてみましょう。

・中に銅管と冷媒を通し、ペルチェ素子とラジエータを繋ぐ事で「腕輪型エアコン」
・中にタッチセンサなどを仕込み「腕輪型オタマトーン
・管を長くして腕に巻く回数を増やし「ソプラノリコーダー」「アルトリコーダー」などのバリエーションを増やしたり、「C管」以外の音調のリコーダーを作る

う~ん。なんか、それ以外にもいろいろできそう。

ウェアラブルリコーダーの開発が成功したら、いずれかの開発のクラウドファンディングを起案させて頂くかもしれませんので、楽しみにしていてくださいね。
また、「こんなプロダクトもできるんじゃないの?」みたいなご意見がありましたら、お寄せ下さいね。

プロジェクトも残り、約2週間となりました。
必達に向けて、引き続きご声援の程、宜しくお願い致します!

 

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「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(2月29日)

 
Img 1655.jpg?ixlib=rails 2.1

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

今回は、現段階の試作品において「実際に音を出している」ところをご紹介します。

展開した状態のリコーダーに、指を実際に置くところから撮影しております。
見て頂くとわかりますが、この「曲がった形状」は、
手の指の長さに沿って弧を描いており、指を自然に置くのに非常に適しています

実は、試作品の段階で、実際に吹いている映像の公開にはかなり迷いました。
というのも、今回このプロダクトに興味を持ってくださっている方の中には
プロ、セミプロの演奏家も少なくないですので、
現段階の状況(調律も運指もうまくできていない)を公開する事で、
逆にがっかりさせてしまう可能性もあるのでは、と考えたからです。

ですが、今回のプロジェクトの目的は
「正しく調律するためには大量の試作が必要で、その試作の為の3Dプリンタを購入する」
ですので、そもそも現段階では正しく音は出ませんし、音量も十分ではありません。
運指も正しくできません。

今回、「こんな形状のリコーダーでも音がちゃんと鳴っている」
をお示しする事で、ご支援を迷ってらっしゃる方の後押しになるのでは、
と考え、公開させて頂きました。

スマホの自撮り映像ですので、ホワイトノイズがひどいです。申し訳ありません。
なんとなく「こんなイメージか」と感じ取っていただければと思います。

今回吹いている試作品は
・変形ギミックを、まだ具備していません
・ナイロン素材で3Dプリントした部品を接着剤で貼り合わせた物です
 ⇒精度が非常に甘く、したがって本体のところどころに隙間がある状態です

宜しくお願いします。



 

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「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(2月28日)

 
マルメターノタイトル画像

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

さてさて。
予想通りと言えばそれまでですが、
プロジェクト開始から1週間を超え、ご支援の足がぱったりと止まりました。

いくつか要因はあるのですが、
「CAMPFIREの新着一覧から消えてプロジェクトページのPV数が落ちた」
「真っ先にご支援くださるイノベータの皆様にはある程度情報が行き渡った」

などが主な要因でしょうか。
前回実施時は、こんな分析を自分でしていました。

とにかくこの時期に必要なのは、
興味を持ってくださり、かつ手に入れたいと考えて下さるイノベータの皆様に
どれだけアプローチできるか、だと思われます。

という訳で、本日より、現在twitterに出稿している広告のターゲットなどを一部補正しました。
ご支援は見込めないが、拡散力のありそうな中高生もターゲットに含めるなどしました。


twitterでは「このアカウントのフォロワーと同じ傾向の人に広告を出す」などの設定が可能です。
もし「このアカウントのフォロワーは興味がありそうだからオススメだよ」
というtwitterアカウントがあれば、情報頂けると助かります。

現在すでにご支援くださっているパトロンの皆様のご期待にも沿える様、
何とか目標金額を達成したいと思います。

パトロンの方も、そうでない方も、皆様のお力が頼りです。
もし、ご友人などでこのようなプロジェクトに興味がありそうな方がいらっしゃいましたら、是非教えて差し上げて下さい。

宜しくお願いします。

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「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(2月27日)

Campfireバナー

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

今回は、6,000円以上のご支援リターンに設定させて頂いております
「人類には早すぎる音楽」について、ご紹介させて頂きます。

「むしろリコーダー本体よりもこっちが気になる」というお声もいただいております(汗)。

プロジェクトページにも記載しましたが、
この「人類には早すぎる音楽」も、
以前にクラウドファンディングで製作させて頂いたものです。

そもそもの私の活動のひとつとしまして「変拍子の楽曲を製作する」
というものがございます。

変拍子」についてはお話するとちょっと長くなりますので割愛させて頂きますが、
一言でいえば

「小学校や中学校で習った、4拍子や3拍子ではなく、5拍子や7拍子といった変な拍子の楽曲」

ですね。

 

ちょっと想像つかないですよね?
という事で、まずは「人類には早すぎる音楽」のクロスフェードをご紹介します。

いかがでしたでしょうか?

初めて「変拍子」の世界に触れた方も、
なんとなく違和感を感じて頂けたのではないかと思います。

残念?ながら、普段私たちが耳にする音楽は、そのほとんどが「4拍子」で出来ています。
そして時々、「3拍子」の楽曲が聞こえてきたりします。

ですが、「5拍子」「7拍子」に触れる事は稀です。
そして、「23拍子」ともなると、人類の殆ど全てが
一生のうちに1度も耳にする事なく、死んでいくのではないかと思われます。

変拍子」の楽曲は、手拍子をしたり音楽に乗ったりするのが難しいので
ライブやコンサート向きではありませんし、扱いにくいのでしょうね。
ですので、商業的な活用が困難なので、敢えて誰も作らないのかもしれません。

だからこそ「変拍子」の世界には、まだ人類が掘り起こしていない新しい
音楽の大鉱脈が眠っている、とも言えるのです。


「人類には早すぎる音楽」は、なんとCD8枚組、全96曲で構成されています。

・全曲7拍子のCDが2枚
・全曲11拍子のCDが1枚
・全曲13拍子のCDが2枚
・全曲17拍子のCDが1枚
・全曲19拍子のCDが1枚
・全曲23拍子のCDが1枚

この規模の変拍子パッケージは、もしかすると「人類史上初」かもしれません。
そのくらい、希少性の高いリターンとなっております。

よろしければ、ご検討下さい。

※楽曲データコースを選んで頂いた場合は楽曲データのみのご提供です。
 CDはつきませんので、お気をつけ下さい。

 

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「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(2月26日)

Small 3815059 960 720.jpg?ixlib=rails 2.1

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

皆さんは「プラモデル」を組み立てた事、ありますか?
ミニ四駆ガンダム、電車模型などなど。

プラスチックの枠組みに収められた状態のプラモデルを取り出すとき、
ちょっとワクワクしますよね。

ニッパーでできるだけバリが出ないように切り取ったり、
やすり掛けをしたり。
製作に集中する静謐な時間というものは、何とも言えず楽しいですよね。

さて、そんなプラモデルですが、
「プラモデル」というくらいですから、樹脂(プラスチック)でできているのは
皆さんもご存じだと思います。

では、あんな精密なプラスチックの部品の数々を、どのように量産しているか、
思いを馳せた事はありますでしょうか?

一般的に、量産型の樹脂製品には必ずと言っていいほど「金型」が存在します。
これは読んで字のごとく「金属」で作られた「型」になります。

写真のネガポジ反転の様に、製品とは反転に作られた金属の型の中に
樹脂を流しこみ、金型を外す事で、樹脂製品は出来上がります。

↑こんなイメージですね

ですので、皆さんのご家庭にある弁当箱、電化製品、スプレーボトル、
タッパー、スマホ、マウス、それぞれを構成する部品ひとつひとつに、
金型が存在しています


なので、今回のウェアラブルリコーダー製作を思い立ち、
設計図を引き、3Dプリンタでの試作を手挟んで私が向かったのは、金型工場であり、
金型に関する企業展でした。

そして、そこで思い知った現実は
「金型は目が飛び出るほど高価」である事です。

例えば、今回のウェアラブルリコーダーのサイズ感で行けば、
金型代だけで120万円でした。

ここに対し、更に樹脂の材料費、輸送費、梱包費などがのしかかります。
個人で製作をするには、これはかなりの重荷です。
この金額では、試作を重ねる事はほぼ不可能ですし、最終的に120万かけて
出来上がった製品の調律が正しくできていなかった場合、目も当てられません。

中国などの「海外金型」の質感もかなり上がってきており、見積もりもとりましたが、
小ロットの製品では日本製の金型と大きな金額面でのメリットはないようでした。

また、昨今は金型自体を3Dプリンタで製作する技術も整ってきましたが、
展示会で訊いた限りでは、まだコストメリットは出せないとの事でした。
3Dプリンタでも、金属素材で出力すると平気で数十万します)

金型は、サイズや精密さもそうですが、
その金型からいくつの製品を取るのかでも金額が変わってきます。
というのも、大量生産の場合は金型を製作する金属の質を上げる必要があるからです。

また、製品を大量に作ると、金型自体にもゆがみが生じてきますので、
定期的なメンテナンスも必要になってきます。
ガンダムのプラモデル工場なんかでは、プラモデルの金型を修理する
専門の部隊がいる、なんて話もききますね。

因みに、PCやスマホなど、精度を要する製品の試作モックは、
少量生産のために金型を大量に起こすので、1個100~200万円くらい
しちゃったりするそうです。
見た目は、ケータイショップにおいてあるモックと同じなんですけどね。。。


という訳で、ウェアラブルリコーダーの開発は1年近く保留状態になっていたのですが、
昨今になって、ようやっと高精度の3Dプリンタが個人レベルで入手できる世の中に
なってきましたので、今回のクラウドファンディングにて再始動できたという訳です。

今回は文字だらけとなってしまい、申し訳ありません(汗)。
引き続き、ウェアラブルリコーダーを宜しくお願いします!


※使用画像は、pixabayのフリー素材を規定に従って使用しています




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