変態的な物を企画して発明して作るブログ

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「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(2月23日)

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こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

今回は、ウェアラブルリコーダーの初期試作モデルについて
ご紹介させて頂きます。

まず、サムネイルの画像ですが。。。
これ、なんだかわかりますか?

フィラメント積層式の3Dプリンタで、PLA素材で出力した
ウェアラブルリコーダーの部品です。

網目状になっているのは、プリントする時に本体を支えるための
「支柱」の役割をするもので、本体とは別に自動的にプリントされます。

フィラメント積層式は主流ですが、以下のデメリットがあります。
・精度を出すのが難しい(↑の場合、確か0.4mmピッチで積層しました)
・プリント時間が長い。精度を上げるとどんどん時間が延びる(↑の画像で5~6時間くらい)
・実は結構失敗する(最近のは改善されているかもしれませんが)

特に3つ目の「失敗する」には悩まされました。
↑見てもわかると思いますが、実はこれで2つ分のリコーダー部品なんですが
画像右下の部分にコゲが発生しているが見えると思います。

フィラメントの射出温度の設定にもよるんですが、PLAが十分に溶けていなかったりすると
支柱となる網目が浮き上がってしまい、うまく層が作れなかったり、
同じ層を何度もプリントする事でコゲてしまったりするのです。

こうなると、時間とお金をかけてやったものが無駄になってしまいます。
(この時は3Dプリンタをクリエイターズラボでレンタルしました。5,000円くらい)

この後、別の場所で別の機種でも試作を行ったんですが、こちらは何度やっても失敗。
テレビやネットで騒がれるほど、カンタンではないんです。実は。

で、この部品を組み立てたのが↓です。

非常に精度が悪いので、部品と部品がうまく嵌合しません。
なので、左のやすりで削って削って…調整をしました。


特に、肝心の吹き口がうまく成型されておらず、
平ぺったいやすりを吹き口から突っ込み突っ込み、補正しました。
数時間やすりをかけて、このモデルが「ちゃんと音がなった」試作第一号になりました。

このあと、3Dプリンタを借りて試作を作るのをやめて、
DMM.makeなどの3Dプリンタ出力代行サービスに依頼をする事にしました。
お金がかかりすぎるので、一番安い素材であるナイロンでの出力を実施し、
なんとか音階をある程度変えられるところまで漕ぎ着けています。

プロジェクト開始から1週間が経ち、初速はだいぶ落ちてきました。
若干の危機感より、現在twitterでも広告を開始しております。
まだまだ皆様のお力が必要です!

引き続き、よろしくお願いします。


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