2019-02-23 「ウェアラブルリコーダー」クラウドファンディング活動報告を更新しました!(2月23日) 変態的発明 こんにちは!TORICOTORの「ぼを」でございます。今回は、ウェアラブルリコーダーの初期試作モデルについてご紹介させて頂きます。まず、サムネイルの画像ですが。。。これ、なんだかわかりますか?フィラメント積層式の3Dプリンタで、PLA素材で出力したウェアラブルリコーダーの部品です。網目状になっているのは、プリントする時に本体を支えるための「支柱」の役割をするもので、本体とは別に自動的にプリントされます。フィラメント積層式は主流ですが、以下のデメリットがあります。・精度を出すのが難しい(↑の場合、確か0.4mmピッチで積層しました)・プリント時間が長い。精度を上げるとどんどん時間が延びる(↑の画像で5~6時間くらい)・実は結構失敗する(最近のは改善されているかもしれませんが)特に3つ目の「失敗する」には悩まされました。↑見てもわかると思いますが、実はこれで2つ分のリコーダー部品なんですが画像右下の部分にコゲが発生しているが見えると思います。フィラメントの射出温度の設定にもよるんですが、PLAが十分に溶けていなかったりすると支柱となる網目が浮き上がってしまい、うまく層が作れなかったり、同じ層を何度もプリントする事でコゲてしまったりするのです。こうなると、時間とお金をかけてやったものが無駄になってしまいます。(この時は3Dプリンタをクリエイターズラボでレンタルしました。5,000円くらい)この後、別の場所で別の機種でも試作を行ったんですが、こちらは何度やっても失敗。テレビやネットで騒がれるほど、カンタンではないんです。実は。で、この部品を組み立てたのが↓です。非常に精度が悪いので、部品と部品がうまく嵌合しません。なので、左のやすりで削って削って…調整をしました。特に、肝心の吹き口がうまく成型されておらず、平ぺったいやすりを吹き口から突っ込み突っ込み、補正しました。数時間やすりをかけて、このモデルが「ちゃんと音がなった」試作第一号になりました。このあと、3Dプリンタを借りて試作を作るのをやめて、DMM.makeなどの3Dプリンタ出力代行サービスに依頼をする事にしました。お金がかかりすぎるので、一番安い素材であるナイロンでの出力を実施し、なんとか音階をある程度変えられるところまで漕ぎ着けています。プロジェクト開始から1週間が経ち、初速はだいぶ落ちてきました。若干の危機感より、現在twitterでも広告を開始しております。まだまだ皆様のお力が必要です!引き続き、よろしくお願いします。 プロジェクトページをご確認下さいね! camp-fire.jp ↓フォローしてね! 無言フォロー大歓迎です。変態発明アカウント twitter.com 変態音楽アカウント twitter.com