変態的な物を企画して発明して作るブログ

落ちこぼれサラリーマンが、変態的アイデアの物を企画したり発明したり作ったりするブログです

最終選考行っちゃいました。でも陶芸なんかやったことがないよ…

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以前ちょこっとお話させて頂いた「香皿」を作るコンテストですが、
あれから1ヵ月、選考通知がありました。

なんと、最終選考まで行ってしまいました(汗)

焦りました。
というのも、予選は「香皿のデザインスケッチ」での評価だったんですが、
最終選考では「じゃあ実際に陶器で作った完成品を送ってね」なんです。

陶芸。。。

やったことありますか?
普通、ありませんよね。
私もです。

その昔、ボキャブラリ天国で
「陶芸人間 皿割る皿割る~」
ってネタが思い浮かぶくらいが精いっぱいです。

陶芸家を探す

という訳で、陶芸経験のある人を募りました。
こういう時、FBやtwitterはとても便利です。
が、全く顔も合わせた事もないクリエイタと個人でやりとりするのは
結構リスクがあります。

というのも、クリエイタという人種には、私も含めて、
色々な種類の人間がいるからです。

細かな話は、別で改めて書きますが、
SNS等で顔を合わせずに依頼をするパターンでは
過去何回か煮え湯を飲まされてきています。
(ただ、逆に依頼されて無償で作品を製作提供したことは何度もあります)

という訳で、友人のツテを使って、
地元の陶芸教室を紹介してもらいました。

最終選考の提出期限が11月の中旬なので、
これから早急に製作に入っていきますよ。

製作過程は、改めてこのブログでご紹介します。

実は30分で作り上げたデザイン案

今回応募したデザインですが、実は30分で作り上げた物です。
もっと言うなら、デザインコンセプト自体は10分以内に考えました。
たまたま陶磁器博物館で応募用紙を手にし、帰宅してから
10分で考えて、20分でモデリングしました。

これは、理不尽だな、と思いました。

今回のコンテスト母体は有名企業ですし、
もっと陶芸やお香に造詣や経験値を持っている人たちも、
きっと応募していたに違いないのです。

普通に考えたら、私には最終選考まで残る資格はありません。

15年と30分だったかもしれない

かの有名なパブロピカソのお話です。
ある時、ピカソがカフェでくつろいでいると、
婦人がやってきて言いました。
「あなたが有名なピカソさんね。何か簡単な絵を描いてくれないかしら」

ピカソは快諾して、絵を描きました。
そして、すらすらと30秒で描いたその絵を婦人に渡すと、言いました。

「100万ドル頂戴しましょうか」

婦人は驚きます。

「そんな…! たった30秒で描いた絵が、100万ドルなんて」

ピカソはかぶりを振ってから言います。

「その絵を描くのにかかった時間は、30年と30秒です。」


これはつまり、30秒で描いたその絵の背景には、
30年の経験がある、という事です。

私はピカソではありませんが、
3DCGやイラレ等を使ってのグラフィックやデザインの経験が、
約15年あります(独学ですが)。

つまり、素人の私が30分で作ったデザインが最終選考に残ったのは、
背景に15年の経験があったからかもしれない、という事です。


理不尽はお互い様か

私自身も、何度ぶつかっても結局ダメだったものが色々あります。

例えば、各種の文学賞への応募歴がそうかもしれません。

15歳の頃から作品を書き始め、今の年齢になるまで
色々な賞に応募し続けてきました。

結局は、賞は取れませんでした。
(だから、こんなブログを書いているのかもしれませんが)
でも、「処女作にして賞を取ってしまった人」だって
少なからずいる筈なんです。

ただ、結局は、主催者がある賞である限りは、
必ず運の要素が絡み、さらにビジネスとして成り立つかの判断がされます。

自分の自己実現を他人任せにする、という観点からは
あまり効率の良い挑戦の仕方ではないかもしれませんね。

であれば、クラウドファンディングのように
自ら自己実現にぶつかっていくようなやり方の方が、
まだよいのかもしれませんね。


今回はここまでです。
ではまた、変態発明ブログでお会いしましょう。
バイバイ!



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